Pink Research Institute

KPI Evolution

事業計画KPI → 実運用KPIへの進化提案

データ期間: 2026/2/6 - 3/5 | 作成: 2026-03-08

既存KPI(事業計画表ベース)

メディア事業計画書 1月更新版

Current Funnel

730
記事数/年
INPUT
PV
x150 x 比率
Click
PV x 0.5%
登録数
Click x 0.7%
KGI
SNS imp
2,200万 → 2.2億
SNS経由遷移
6,000 → 44,000/月

この計画の前提

  • PV = 記事数だけで決まる(記事の質・KW戦略は加味されていない)
  • CTR 0.5%, CVR 0.7%は固定値(改善の余地を織り込んでいない)
  • ドメイン比率(25%→50%→100%)で成長曲線を表現
  • SNSは imp ベースで設計(フォロワー数は入っていない)
指標 算出ロジック 設定値 種別
記事数 月+60本ペース(年間730本) 1日2本 INPUT
PV数 記事数 x 平均PV(150) x ドメイン比率 M1-3: 25%, M4-6: 50% OUTPUT
クリック数 PV x CTR(0.5%) 固定 OUTPUT
総登録数(KGI) クリック数 x CVR(0.7%) MP80% / MF20% KGI
CPA 月間コスト / 登録数 結果指標 COST
SNS総imp M1:2,200万 → M12:2.2億 右肩上がり SNS
SNS経由遷移数 imp x クリック率(0.02%) x PVカウント率(80%) M1:6,000 → M12:44,000 SNS

計画 vs 実態のギャップ

GSCデータ 2026/2/6 - 3/5 との照合

PLAN
M2末で120本
ACTUAL
94本公開済み
やや下回るが概ね順調
PLAN
PV = 記事数 x 150 x 25% = 2,250
ACTUAL
GSC表示645、クリック55
PVは計画を大幅に下回る
PLAN
CTR 0.5% 固定
ACTUAL
実測CTR 8.5%(クリック発生クエリのみ)
質は高いがクエリ数が少ない
PLAN
CVR 0.7% 固定
ACTUAL
計測不能(登録数が少なすぎる)
3-4月に初データ見込み
PLAN
全記事が等価
ACTUAL
「神のエステ」1記事で全クリックの58%
記事の質/KWで成果が偏る

最大のギャップ

事業計画は「記事数が増えればPVが比例する」前提で設計されている。 実際は「どのKWの記事がインデックスされて上位表示するか」でPVが決まる。 記事数は計画通りでもPVが計画を下回る、という現象が起きている。

新しく据えるべきKPI

既存KPIは維持した上で、実運用で追加

Evolved Funnel

Index率
NEW
KW出現率
NEW
クラスターCV
NEW
先行指標
GSC表示
NEW
掲載順位
NEW
DR
NEW
GSC Click
REPLACE
PV
EXISTING
アフィ遷移
NEW
登録数
KGI
CVR実測
NEW

既存ファネルの「左側」にGSC実測データを入れることで、PV未達の原因を特定できる

Tier 1: 毎週追う

運用KPI

GSC表示回数
PVの先行指標
PVが増える前にまず「表示」が増える。PVだけ見ていると3ヶ月遅れる
GSCクリック数(実測)
既存「クリック数」の実態版
事業計画のクリック数は計算値。GSCの実測値を使うべき
インデックス率
記事数の品質補正
100本書いても50本しかインデックスされなければ実質50本
対策KW GSC出現率
KW戦略の進捗
8,167KWのうち何%がGSCに表示されているか

Tier 2: 月次で追う

成長KPI

記事あたりPV
計画「平均PV 150」の検証
150は仮置き。実測値で毎月計画を補正すべき
クラスターカバレッジ
記事数の戦略的内訳
26クラスター中何クラスターに記事があるか。偏りの検出
DR(Domain Rating)
ドメイン比率の代替
計画の25%→50%→100%は感覚値。DRは客観的な信頼度
GSC平均掲載順位
CTRの先行指標
順位が上がればCTRが上がる。CTRだけ見ていると手が打てない
アフィ遷移数(実測)
既存「クリック数」の実態版
mypappy/myfansへの遷移をGA4で実測

Tier 3: 四半期で見る

戦略KPI

CVR実測値
計画の0.7%の検証
0.7%は仮。実測値が出たら計画全体を補正
記事あたりCPA
既存CPAの分解
どのクラスターの記事がCPAが低いか。投資配分の判断材料
トピカルオーソリティ
DRの補完
Ahrefsのトピック別評価。特定ジャンルでの権威性
AIO引用率
計画にない新指標
AI検索での引用頻度。LLMO戦略の効果測定

事業計画パラメーター修正案

実測データに基づく補正提案

パラメーター 計画値 修正案 根拠
平均PV/記事 150 実測値で毎月補正 M2時点では150に達していない可能性が高い
ドメイン比率 M1-3 25% 10-15%に下方修正 94本で月間55クリック = 記事あたり0.58click
CTR 0.5%固定 GSC実測値で毎月補正 クエリ全体では8.5%だが母数が小さい
CVR 0.7%固定 GA4実測値が出たら補正 現状計測不能。3-4月に初データが出る見込み
記事数ペース +60本/月 維持でOK 今週だけで68本制作。ペースは十分

月別KPIウェイト推移

フェーズごとに最重要KPIが変わる

3月

NOW

インデックス + 表示拡大

GSC表示回数
40%
インデックス率
30%
対策KW出現率
30%

4月

NEXT

公開100本 + 検索立ち上がり

公開記事数
40%
GSC表示回数
25%
GSCクリック
20%
対策KW出現率
15%

5月

検索クリック主導

GSCクリック
30%
掲載順位
25%
オーガニックPV
20%
記事数 / DR
25%

6月

オーガニックPV + CV初動

オーガニックPV
30%
アフィ遷移
20%
CTR / DR
30%
記事あたりPV
20%

7月~

収益最大化

収益(実額)
35%
CVR
25%
オーガニックPV
20%
DR / 回遊率
20%

まとめ

既存KPI(維持)

記事数 → PV → クリック → 登録数 → CPA
+ SNS imp → 遷移数
経営報告用のロジックとして引き続き有効

新KPI(追加)

インデックス率 + KW出現率 → GSC表示 → GSCクリック → PV → アフィ遷移 → CVR実測
既存ファネルの「左側」に実測データを入れて原因特定を可能にする

「記事書いたのにPV増えない」の原因を3段階で特定:
1. インデックスされていない → インデックス率を見る
2. 表示はされているが順位が低い → 掲載順位を見る
3. 順位はいいがCTRが低い → タイトル/メタディスクリプションを改善

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